未知の日常、益子を知る26の視点 未知の日常、益子を知る26の視点

表通りを歩くだけでは見えてこない。雑誌に載る記事だけでは伝わらない。
住む人にも訪れる人にも、益子の日常はまだまだ面白い。益子の人の暮らしや風景の魅力を、
ワークショップで集まったエピソードから「26の視点」でお届けします。

まちなかを
のんびり歩いていると、
見えてくる風景

立ち上る煙

まちなかでも林の中でもモクモクと黒っぽい煙。火事?いえいえ、「登り窯」の煙です。焼き物の窯も電気やガスが増えたとはいえ、まだまだ薪で焚く登り窯も現役です。煙をみたら、窯焚き?どこの窯元かしら?と散策してみてください。

高木古木

城内坂のケヤキをはじめとして、まちなかにも長生きの高木が多い町です。クヌギ、コナラ、トチノキなど。葉を落とす秋冬は、樹形のシルエットが空に映える。木の名前を覚えると、益子の散策はさらに楽しくなるはず。

林の小道

陶器の販売店が並ぶ通りの停留所で高速バスから降りて、ほんの数分歩くと、林の中の舗装されていないくねくね道へ。
里地・里山の自然とともにある観光地ならではの、どこでもドア!

どんぶりの余生

街を歩きながら民家の庭に目をやると、欠けた益子焼のどんぶりが、植木鉢として元気に余生を過ごしていたりします。もったいない!の心と、やわらかいひらめきは新しい風景をつくります。

こだわりのあるお店へ。
店主や生産者さんとの会話から
見えてくる、益子の暮らし

こねる人

土をこねる。蕎麦粉をこねる。パン生地をこねる。陶芸家とおいしい蕎麦屋とパン屋が多い町。外の空気の気持ち良さに「家に帰りたくない」と路上でダダをこねる(・・・)散歩の犬たちも、たまに見かける、こねる町。

手拭

頭にまく、首にまく、腰ベルトに挟む。窯業と農業の街ならではでしょうか、正式な調査データが待たれるところではありますが、目視観測の実感として手拭の使用率が高い町です。

てまひま

益子のD.I.Y.文化は裾野も広くて奥も深い。天然酵母から作るパン屋さんも、珈琲を自家焙煎するカフェも、加工食品を業者に頼まず自分たちで作る生産者さんも、小さい町の割にはとても多い。住空間にしても、こんなことまで自分で? という強者も、あちらこちらに。

わら×わら

昔、益子から江戸/東京へ運ばれる焼き物は、稲藁や麦藁で包まれていました。空洞がある麦藁と詰まった稲藁を上手く組み合わせていたそうです。現代では、梱包資材への使用は無くなりましたが、ホタルを入れて鑑賞する螢籠づくりを継いでいる方もいて、農作業や陶芸にも利用され、まだまだ出番は多そうです。

こぐ人

町内にサイクリングを楽しむチームがあり、ポタリングツアーも企画され、宇都宮市などからトレーニングを兼ねて益子まで自転車で来る人も多く、自転車文化が育つ町でもあります。町内のサイクルスタンドバー設置店の情報は▷こちらから

ワークショップ

ものづくりの楽しさを共有したい。そんな作り手が多い町なので、陶芸体験をはじめとして、カフェやギャラリーでさまざまなワークショップが開かれています。そんな情報は、TOPページのカレンダーで。陶芸教室情報は益子町観光協会の情報は▷こちらから

夜遅くまで開いている飲食店が少ない。確かにそんな事実もありますが、ネオンサインも少なく夜が早い益子だから、星と月もよく見えます。雨巻山へお月見登山を楽しむ町民がいたり、天体観測を楽しめる町の施設もあります。情報は▷こちらから

個が立つ店

ファミレスやコーヒーショップのチェーン店はありませんが、個人経営の飲食店が多くて、どこも個性豊かです。飲食店だけでなく、味噌・麹のお店、小間物屋さん、時計屋さん、花屋さんなどなど小売店も元気です!

エイジレス

定年がない働き方をしている人が多いからでしょうか、年齢にとらわれないで自分のペースで人生を楽しむ人も多い町。Uターンで帰郷した若い世代からは「年齢に関係なく楽しい付き合いができる」という声も上がっています。

30年以上も前に、お母さんたちが安心安全な食べ物をシェアするために始めた「青空市」のように、暮らしにしっかりと根ざしたマルシェから、春と秋の益子陶器市のような大きな催事まで、作り手と使う人、橋渡しする人の、顔が見える関係を大切にする気風があります。

目利き

陶芸の産地であるという土地柄、骨董や古美術を扱うお店も昔からあり、近年は、若い人のライフスタイルの中で求められるような、雑貨的な古道具、古家具を扱うお店も増えました。目利きがいて、若い目利きが育つ町。

手間返し

D.I.Y.に長けた人でも自分ではできないこともありますし、必要なものの持ち合わせが無いことも。都会であれば業者に頼むところを、得意な友人知人にお願いできたりします。そんな時のお礼は「お金」ではなく「ぶつぶつ交換」や「技術と技術の交換」です。手間をかけてくれたお礼には、手間をかけて。

もんぺ

陶芸や工芸、庭仕事、農作業などの作業に最適な服は? 皆さんもそれぞれに好みや工夫があると思いますが、益子では、足元がきゅっと絞れた「もんぺ」を愛用する女性の姿もあります。
カラフルなプリント柄や絣のものなど、全身のコーディネートを楽しみながら普段着に取り入れています。

走る人

のんびり、のどか、あくせくしていない。そんな時間が流れていると言われる益子ですが、走る人、走りに来る人も。南東部の雨巻山エリアは、トレールランニングのメッカでもあり、町内では民間有志主催でウルトラマラソンやロードレースも開催されます。

自然素材

陶芸以外のクラフト作家も多く移り住み、歴史ある藍染工房もある益子町。藍、木、革、和紙、麻、竹など自然素材から生まれる手仕事品が多く生まれています。

まちなかから少し奥へ、
その先へ、歩みを進めると
見えてくる風景

縄文

益子町では、旧石器時代から、縄文、弥生、古墳時代、そして中世と、多くの遺跡が確認されています。イラストの中にあるような土偶は残念ながら出土していませんが、縄文ファンが町内のあちらこちらにいて、時々、縄文をテーマにした勉強会や催しも開かれています。

中世

益子は、国指定の重要文化財として中世の建築が残る町でもあります。益子のイラストの中にいる笑閻魔(わらいえんま)がいらっしゃる西明寺や綱神社、地蔵院など。ぜひ益子町の文化財を紹介するウェブサイトをご覧ください。情報は▷こちらから

初夏の麦と初秋の蕎麦

益子は米の他に、イチゴやブルーベリーなど多種類の果物の産地であり、また、小麦と蕎麦も栽培されています。6月には、黄金の麦穂が風に揺れ、9月には、あたり一面が蕎麦の花の白で染まるエリアも出現します。農家さんは「満月の月明かりの下で見る白い蕎麦畑はいいもんだよ」と教えてくれました。

音風景

例えば、4月。田んぼに水が入ると待ち構えたようにカエルの大合唱が響き渡り、上手に唄えるようになったウグイスや南方から渡ってきたばかりのサシバなど、野鳥の声もにぎやかに。自然の声の中に、真岡鐵道の車両を牽引するSLの汽笛や細工場から聞こえる土揉みの音などが重なり、益子の音風景が生まれています。

ため池

昔から天水に恵まれてきたとは言えない土地がらで、ため池がそこここにあります。夜になると、ため池からウシガエルの汽笛のような鳴き声が聞こえたり、ガマや葦が映える風景に心和んだり、釣り人の姿もあったり・・・、それも益子の景色です。

百目鬼川の鳥

益子南東部の山々に降る水を集めて発し、町の真ん中を流れる百目鬼(どうめき)川とその周辺では野鳥も多く見ることができます。初夏にはヨシキリがさえずり、四季を通して水面低く飛ぶカワセミの姿も。

隠れ家

この先に本当にお店や工房があるの?というような、林の中の細い道の先に民家のようなカフェがあったり、蕎麦屋さんがあったり、作家の工房兼ギャラリーがあったりします。どうぞ車の離合はお気をつけて。

あなたの視点は? 益子に暮らす人も、訪れる人も、
「未知の日常」への新しい視点が見つかったら、ぜひ教えてください。
今後の情報発信やツアー企画などの参考とさせていただきます。

送り先
観光商工課タウンプロモーション係
メールアドレス:kankou@town.mashiko.lg.jp
タイトルに「益子の視点」と明記の上、お送りください。