益子の人と暮らしを伝える
『ミチカケ』 2013-2018
イベントや催事だけではなく、ふだんの益子町の魅力を発信する
タウンプロモーション事業として創刊し、
さまざまな視点で、益子の土地に生きる人と暮らしの表情を描いた全10冊です。
益子ゆかりの方の特別寄稿をのぞき、書き手は全てこの町に住む人。
地域の生活文化の記録としてのアーカイブ、ウェブブックとして公開します。
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創刊号
2013年9月20日発行
特集『未来』 町を流れる川をモチーフに、環境、育児、こども、工芸の分野から、人と土地の未来を探ります。他に、益子出身の写真家・高橋恭司の特別寄稿や連載記事など。 ▷続きを読む
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第2号
2014年3月20日発行
特集「この町の時間 月のまなざし、陽のひかり」 ある日の夜明け前から夜が更けていくまで。益子に暮らす人たちの平凡でもかけがえのない時間を描き留めていく試み。他に、益子出身のアーティスト・特田中功起の特別寄稿や連載記事など。 ▷続きを読む
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第3号
2014年9月20日発行
特集「わたしのなまえ」 風土の記憶を残す「小字」の地名、人の名前、人の繋がりの呼称。名前を手掛かりに土地をめぐる、日常の中の小さな冒険譚。他に、連載記事など。 ▷続きを読む
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第4号
2015年3月20日発行
特集「日々のこと」 1925年、養蚕農家に生まれ、戦時中は赤羽の工場に動員されていたイネさん。1931年、タバコ農家に生まれ小6で終戦を迎えた、製材業を営む仁太郎さん。それぞれの益子での戦前・戦中・戦後の日々を語る。他に、連載記事など。 ▷続きを読む
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第5号
2015年9月20日発行
特集「ましこのまつり」 地域の中で、人はなぜ祭りを続けるのか、継いでいくのか? そしてまた、なぜ新しい祭りを作るのか?そもそもの疑問からスタートして「益子の祭り」を探る。他に、連載記事など。 ▷続きを読む
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第6号
2016年3月20日発行
特集「歩く」 車なんてない時代、人は歩いてどこまでも行った。益子の東南部、茨城県との県境の栗生(くりゅう)地区で出会った人々から、歩く暮らしを学ぶ。他に、土祭2015参加作家の美術家、佐野陽一さんの特別寄稿、連載記事など。 ▷続きを読む
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第7号
2016年9月20日発行
特集「マシコボーダーレス」 世界中を旅して益子にたどり着いた人、外の世界に出て益子に戻ってきた人、益子で「場」をつくる人たちから、ボーダーレスな生き方・暮らし方の話を聞く。他に、連載記事など。 ▷続きを読む
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第8号
2017年3月20日発行
特集「私の土」 農業の土、窯業の土。益子は土の町。それぞれが、土について語る話は、何について語る話になるのだろうか。5名の視点からの、「私の土」の話。他に、連載記事など。 ▷続きを読む
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第9号
2017年9月20日発行
特集「この土地の、ふたり」 朝鮮半島と日本を行き来し、画家・陶芸家として生きた合田好道。ヨーロッパの動乱をくぐりぬけ、彫刻と哲学の道を求めたワグナー・ナンドール。益子で同じ時代に生きた二人の痕跡をたどる。他に連載記事など。 ▷続きを読む
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第10号
2018年3月20日発行
特集「風景と、未来の物語」 風景の中で私たちは生きている。私たちは未来の風景に何を残せるのか? その問いを抱えて、風景とともに生きる三家族の物語を聞いた。他に、益子出身の写真家、高橋恭司の特別寄稿、連載など。 ▷続きを読む
発行:益子町(観光商工課タウンプロモーション係) 表紙:安田麻由子 デザイン:株式会社TRUNK 企画・編集人:簑田理香 写真:矢野津々美(1号〜7号)、佐藤元紀(7号〜10号)、村田昇(9号特集) 企画・取材・執筆(編集部) 「陶芸家の食卓」「つくるひとつかうひと」: 池田絵美 「産地と産地、人と人」:井上綾・簑田理香 「特集」「in Mashiko」他記事:簑田理香 連載執筆「遷移の森」若杉集:陶芸家 「往復書簡Bridge of East and West」文:濱田雅子:益子参考館、キャット・ウィラー:リーチ工房、翻訳:ユアン・クレイグ(陶芸家)、イラスト:小林敦子 「益子とともに暮らす家」取材・文:矢津田義則・陶芸家 「土と土が出会うところ」絵と文:町田泰彦・建築家 「兼業陶芸家日記」文:西丸太郎・陶芸家、塾講師 イラスト:ウスバミコ 「in Mashiko(7号〜10号)」写真・文:竹下鹿丸・陶芸家 「LITTLE NEIGHBORS」絵:大島英太郎 「21世紀の人々」写真:矢野津々美
益子の風景、風土と表現を伝える
『土祭という旅へ』
益子町全町域で2年近くかけて行った聞き取りやフィールドワークによる
「益子の風土・風景を読み解くプロジェクト」の成果をもとに構想された土祭2015。
その公式ガイドブックには、イベント情報だけでなく保存版としての記事を掲載していました。
町内外で共有したい益子を知る記事としてウェブブックで公開します。
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第1章
「土祭という名の旅。
人へ。生へ。」土に向き合う手仕事の町。風土と人の営みの関係性が濃い町を舞台にした、濱田篤哉(故人)、日下田正、加守田昌子の物語。
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第2章
「土祭という名の旅。
風景へ。」目の前の風景こそ、未知の日常。そこに見え隠れする、先人たちが生きた痕跡と私たちの未来。風景の見え方が変わる9つのコラム。
発行:益子町(観光商工課土祭事務局) 表紙:安田麻由子 デザイン:Takuu tuore.inc 企画・編集:土祭事務局 写真:矢野津々美(第1章)、簑田理香(第2章)。 執筆:「第1章 人へ。生へ。」簑田理香 「第2章。風景へ。」廣瀬俊介(1・4・7)、今井知弘(5)、簑田理香(2・3・6)